DanceDanceDance@YOKOHAMA2018 事業報告書
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51YCC Temporary Dumb Type日程会場出演プログラム観覧・入場来場・参加者主催9/7(金)~9(日) ※アーティストトーク9/8(土)YCC ヨコハマ創造都市センター山中透、高谷史郎、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、砂山典子、佐藤まいみ※アーティストトーク『pH』、『S/N』前売1,500円(1作品ごと)、アーティストトーク入場料1,000円394人YCC ヨコハマ創造都市センター(NPO法人YCC)国際的に評価の高いアーティストグループ「ダムタイプ」による過去パフォーマンス作品の記録映像スクリーニングを3日間開催した。今回は、ダムタイプの代表的なパフォーマンス作品の中から、消費社会をテーマに1990年に初演されダムタイプが世界に広く知られるきっかけとなった作品『pH』と、人種、国籍、性など社会が直面している問題をテーマにした『S/N』の記録映像を1階ギャラリー空間にて上映。公演当時両作品の音楽を担当した山中透によるサウンドオペレーションにて実施した。また9/8にはダムタイプメンバーらが登壇する関連トークイベントも行った。ピアノ・サロン・コンサート《ノスタルジー巴里》ピアノとパントマイム 二人の芸術家の出逢い日程会場出演 観覧・入場来場・参加者主催9/7(金) ※関連公演:9/7(金)、10(月)横浜みなとみらいホール 大ホール (関連公演:横浜美術館 グランドギャラリー、大佛次郎記念館 2階サロン)三舩優子(Pf)、 フィリップ・エマール(パフォーマンス)、 大萩康司(G)、西原稔(トーク)、猿渡紀代子(トーク)4,800円、関連公演3,000円771人横浜みなとみらいホール/横浜美術館/大佛次郎記念館横浜美術館で開催された「モネ それからの100年」と呼応して企画された音楽とパントマイムの公演。コンサートホールを100年前のパリの音楽サロンに見立て、三舩優子の軽妙なトークとピアノ、そして元シルク・ドゥ・ソレイユクラウンのフィリップ・エマールによるパントマイムあり、歌ありのパフォーマンスによって、ノスタルジックかつ躍動感溢れる公演になった。また、横浜美術館と大佛次郎記念館と連携しそれぞれに公演を開催、音楽愛好家のみならず美術や文学、舞踊などの芸術を好み普段クラシック音楽専門ホールには来場機会の少ないお客様も来場し、好評を得た。アーティストとともに過ごす時間ワークショップ会場講師来場・参加者主催①9/12(水)、26(水)、10/10(水)②10/2(火)、30(火)①磯子区地域活動ホーム②YSK作業所①入手杏奈、香取直登、涌田悠②岡田智代、佐々木すーじん171人STスポット(認定NPO法人STスポット横浜)横浜市内の障害福祉サービス事業所等において、アーティストと障害者がダンスのワークショップを実施。障害福祉サービス事業所にアーティストが出向くことで、普段文化施設等に足を運びにくい障害者がダンスの体験ができる機会を創出した。そこに通う障害者だけでなく職員の皆さんともダンスの場を共有し、日常の関係性を見直すきっかけともなった。事業終了後の振り返りを通して、芸術文化分野と福祉分野の情報交換を行うこともでき、双方にとって有意義な時間となった。Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2018 開催記念ダンス舞台「恋ノ水」日程会場出演 観覧・入場来場・参加者主催9/13(木)~15(土)KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオYU-KA(TEMPURA KIDZ)、松田鼓童(nts)、大坂絵莉(東京舞座)、 Naoki(Memorable Moment)などプロダンサー18人、県立磯子高校ダンス部、 シナリオアート 他無料(事前申込制)878人NHK横浜放送局/KAAT神奈川芸術劇場楽曲とセリフをダンスで表現する、ダンス舞台「恋ノ水」を3日間4公演開催した。孤独を抱える若者の「苦悩と成長」、悩みを表現した舞台は、たくさんの感動を呼び、終演後、多くの再演の声が寄せられた。原作は、音楽ユニット・シナリオアートの楽曲14曲を用い、NHKと劇作家の波田野淳紘(劇団820製作所)が脚本を書き加えて2時間の舞台とした。演出・振付はヨコハマトリエンナーレ「ヨコトリLiVE」の演出家・新井健太(動制作)が担当し、国内外の第一線で活躍するプロダンサー18人とミュージシャン、県内の高校ダンス部11人、高校放送部2人(ナレーション)が出演し、プロと学生が共演する舞台になった。© 平舘平photo: Ken Kato

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