Dance Dance Dance@YOKOHAMA 2021

実行委員長挨拶

新型コロナウイルス感染症の出現は、グローバリゼーション、環境、人と人とのつながりや分断について改めて考えさせられるものでした。そのような中、私たちは、ここ横浜で4回目のダンスの祭典「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021」を開催します。

 

ダンスは、言葉によらず喜怒哀楽といった感情を表現することで、世代や国境を越えた共感を生み、人と人を結びつける力を持っています。そして、人の心を豊かにし、創造性と感性を育むとともに、多くの人々を引き付ける魅力を都市に与えます。だからこそ、今このような状況下で「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021」を開催するのです。

 

今回もこれまで以上に、プログラムを充実させます。バレエ、コンテンポラリー、ストリート、ソシアル、チア、日本舞踊、フラ・ポリネシアン、盆踊りなど、さまざまな方が楽しめる約200ものオールジャンルのダンスプログラムで皆様をお待ちしています。

横浜の「街」そのものを舞台とし、劇場内での公演だけでなく、横浜の景観を生かした、横浜らしい、横浜ならではのプログラムを展開します。美しい港を背景とした野外舞台でのバレエ公演や商業施設・駅前広場などのオープンスペースで市民参加型プログラムを開催します。さらに子供たちの豊かな創造性を育むための次世代育成プログラム、誰もが参加できる機会を創出するインクルージョンの取組を更に発展させ、多くの皆様に楽しんでいただけるフェスティバルにいたします。

 

開催にあたり、趣旨にご賛同いただきました多くの企業・団体の皆様、ご参加いただく市民の皆様に厚くお礼を申し上げます。このフェスティバルが市民をはじめ多くの方に愛され、親しまれるものになるよう取り組んでまいります。ぜひ多くの皆様にお越しいただき、横浜の街全体を舞台に、ダンスを存分にお楽しみいただきたいと思います。

横浜アーツフェスティバル実行委員会

委員長 近藤 誠一

アイコン画像:上矢印